MAGNET MACROLINKさんの「バディもの短編コンテスト」。ひっそりと落選しています。

バディコン結果発表!

本当は応募した際に書くべき何でしょうが……「バディもの短編コンテスト」なる短編コンテストに応募していました。

黄金の右目と真っ黒紳士


先輩後輩、親友、百合っ子、上司と部下、ライバル、幼馴染、運命の相手などなどなど。
基本的にペアで主人公を作る自分も、「これは参加しなければならない」と妙な使命感を持って参加しました。

まぁ、これが難しい難しい。

自分は創作する上で

主人公をつくる。取り巻く登場人物をつくる。

書きたいエピソードをつくる。特にクライマックスを気合い入れる。

繋げる!

という順番で話作りをするので、今回の字数「3000字」がとてつもないハードルになりました。

真ん中の書きたいエピソード、クライマックスにしたのは、読んでいただけた方は分かるかと思いますが「沙羅が右目を閉じる」場面です。

あそこまで、どうやって持っていくかで色々と話を作っていった結果、見事に文字数オーバーしました。
なくなく、クライマックス以外は削ったんですよね~。

書評頂いたんですが、見事にその点を突かれていました。

『黄金の右目と真っ黒紳士』
死者の探偵と話せる女の子。会話でどういう関係、バディかというのが分かる作りになってて、バディものらしさが高い作品。会話中心で動きのあるエピソードが少ないため、事件発生から解決までの流れが欲しかった。受賞候補作。
(以上、バディもの短編コンテストより引用)

事件発生から解決。最初のエピソード、削ったんですよね。
あれ、残す方向で行けたら違ったんでしょうか。

……いや、3000字ではムリだな。うん。

楽しかったですが、苦しかったです。
受賞された方のはやっぱり凄かったなぁ。おめでとうございます。

自分も次の機会にはもう少し頑張りたいと思います。

受賞された方の作品はこちら。
どれも素晴らしいですよ。一見の価値あり!

優秀賞

mokuyo様の真っ赤なパートナー

「MAGNET MACROLINK」編集部:
赤にまつわる心温まるパートナーのお話。相棒の悩みを聞いているという体の組み立てで一見バディ性があまり見えないのですが、あえて謎を残したまま最後まで読むことで、関係性への疑問が氷解すると共に「ああ!」という驚きや気付きが楽しめる、バディコンならではの作品でした。ショート・ショートとして完成度が高く、短い文字数の中でも話の構成や情報の出し方に著者の工夫や意図が伺えてとても良かったです。万人向けのとある知識があれば楽しめる仕掛けは共感性が高く、タイトルとの繋がりも上手で、もう一度最初から読みたくなるお話です。(以上、バディもの短編コンテストより引用)

ぶらっくまる。様の「青の絆

「MAGNET MACROLINK」編集部:
ベテラン刑事と新人の女刑事のバディもの。ストーリーの中でエピソード(個々のセリフや行動)を交えながら、落ち着いたベテランと直感型で行動力のある女刑事というキャラ性を提示。魅力的にキャラクターが立っていました。そのうえでお互いの得意分野を活かしながら事件を解決するという構成は、シーンやキャラクター同士のやりとりがイメージしやすく、バディものの楽しみを味わわせてくれます。きちんと物語を完結させ、読了の満足感がある点もGOOD。欲を言えば、もっと細かなバディ感の演出(おそろいの行動をしてしまうなど)や、逮捕時のさらなる連携などの上積みがあるとより充実しそうです。(以上、バディもの短編コンテストより引用)


準優秀賞

おべりすく様の「やしろこ

「MAGNET MACROLINK」編集部:
殺人鬼と彼に救われた子供の話。殺人鬼が普通に凶悪犯なのでダーク調の雰囲気が読者を選びそう(ゴア表現や悪意を嫌う層がいるため)な空気があるが、それすら気にならないほど文章のテンポや展開がよく、最後まですらすらと読める。2人のやり取りはやや薄味だがお互いの心象が言動から透けて見え、単純な「お互いに有用なバディ」ではなく、「お互い必要としているコンビ」という感じが伺えてよい。最後のアクセントにもなっている子供の名前を使った仕掛けとオチもよかった。(以上、バディもの短編コンテストより引用)

とむきゃっと様の「なつ×あき


「MAGNET MACROLINK」編集部:
まずバディ対象の発想から面白い、季節の夏と秋を擬人化したペアもの。2人の会話のはしばしからユニークですらっと読める。地球の気候を中心に話しているのだが、若手社会人の愚痴のようにも見え、どこか2人の気持ちが理解できる楽しい作り。季節をベースにして言動にも個性が出ており、性格が透けて見えそうなくらいキャラの書き分けが出来ているから、2人の関わり合いがイメージしやすい点もよい。設定的にインパクトあるシーンを作りにくいのだが、強く印象に残るカットやセリフが作れるとさらに高評価かなと。(以上、バディもの短編コンテストより引用)

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