祖母の話

僕のお祖母ちゃん


Twitterで流れてきた漫画を見て、自分の祖母を思い出した。

祖母は自分が中学生の時に亡くなった。
幼い頃、両親共働きだったせいか、祖父母に面倒を見てもらった記憶がある。
特に祖母は初孫だったから、よく可愛がってくれた。

自分が飛行機に乗ったことないことを愚痴ると、北海道旅行に連れて行ってくれるくらいに愛してくれていた。
自分は子ども心にその愛情を利用して、色々とわがままを言っていた。
そんな祖母に何も返してあげれなかったことを、思い出せば今でも悔やむし、当時の自分を叱りつけたいくらいだ。

ある日、自宅で美容院をしていた祖母が、その店の中で泣いている場面に出くわした。
困惑して立ち尽くす自分に祖母は言った。

「お祖母ちゃんね、ガンが見つかったの」

その意味を分かるくらいには成長していたが、心が追いついていなくてただただ黙っていた自分の前で祖母はずっと泣いていた。

それから、こんなことがあったことを忘れるくらいには祖母は元気になっていた。
恐らく、治療が上手くいったのだろうと今なら思う。

でも、病魔は去ってくれていなかったようだ。

祖母は入院することになった。
結論を先に言えば、次に自宅に帰ってきたのは、天国に魂が旅立った後に残った体だけだった。
ずっと、頑張ってきた美容室の真ん中で眠っている祖母を見て、悲しくもどこか安心したことを思い出す。

彼女が生きている時に見た最後の姿は……意識もないのに、とてつもなく苦しんでいることだけは伝わってくる痛々しいものだったから。

ああ、ようやくお祖母ちゃんはゆっくりできるんだ。でも、もう二度と笑ってはくれないんだ。
眼の前に眠る祖母を見て、かつて祖母が泣いていた場所で、周りの親戚の慰めも聞こえないほどに、自分は泣き続けていた。

高校の入学式は私が行くんだ、って言っていたのに。
祖母はその一年前に旅立っていった。


5年ほど前に中学時代の同級生から、「お祖母ちゃんは元気か」と聞かれた。
中1の時、野球部らしく坊主頭にしようとしていた。
そこで、僕の祖母が丸刈りにしてくれたのを彼は覚えていたのだ。

上記の漫画ではないが、亡くなってからも物語を残してくれていたことを、とても嬉しく思ったものだった。


今度、実家に帰るので仏壇に供え物でも買っていこう。

カクヨムのこれが気になる!:三倉えりかさんの『「私、未来から来ました」って人が目の前に現れたけどテレビの企画じゃないらしい。』

カクヨムのこれが気になる!


「私、未来から来ました」って人が目の前に現れたけどテレビの企画じゃないらしい。 作:三倉えりかさん


以下、あらすじ引用

「私、未来から来ました」
よくテレビで見るありえない状況。
ただ2040年にもなれば、一部の人間はタイムスリップが出来るようになるらしい。
そしてその人は、この先に私の身に降りかかる不幸な出来事を次々と教えてくれた。
しかし回避する方法がひとつあるらしい。
彼女は言った。
「今あなたの恋人は妊娠しています。でも今ならまだ間に合うの。何が言いたいかわかる?」

結構ショッキングなことを伝える未来人ですが、何かどことなく軽さを感じる言い回しに裏を感じてしまいます。
素直に進むのか、ひっくり返すのか。

続きが気になりました。


カクヨムのこれが気になる!:藤極京子さんの『陰陽師・恭仁京上総の憂鬱』

カクヨムのこれが気になる!


陰陽師・恭仁京上総の憂鬱 作:藤極京子さん


以下、あらすじ引用

現代日本において、国から唯一認可のある陰陽師一族があった。
平安時代より続く一族の当主は、まだ十三歳の中学一年生。
未熟な少年はそれでも懸命に一族を家族を守る為に奮闘する。
忘れていた。

十年前のあの日、あの時を。
一族は呪われているのだと――。
一族を巡って凄惨な事件が幕を開ける。

陰陽師というと、自分は野村萬斎さんの映画を思い出します。
プロローグの不穏な空気が好みで、どう展開していくのか楽しみです。

自分ももふもふの式神呼び出して、もふもふしたいなぁ。
そして、実際に来るのは蛇だったりする(笑


「炙り塩鯖󠄀定食」、全国の吉野家で2018年4月26日(木)から。

これ、絶対においしいやつ

「炙り塩鯖󠄀定食」発売のお知らせ
吉野家のメニューとして、炙り塩鯖定食が4月26日(木)から発売されるそうです。
価格、690円。
夕食限定の晩ごはんシリーズですね。

晩ごはんシリーズということは、ご飯大盛り無料かな(願望)。

脂ののった鯖󠄀の塩焼きを、提供時にお客さまの目の前で皮面を炙り、パリパリに仕上げて、お召し上がりいただきます。
目の前で炙るシズル感と、香ばしく仕上げた塩鯖󠄀をどうぞご堪能ください。
公式ホームページより引用)

絶対に美味しい(確信)。
ファストフード店で鯖って言うと、すき家の朝食くらいしか思いつきませんが、これ良いですね。
眼の前で炙るって、どうやるんだろう……。

発売されたら、一度食べに行ってみようと思います。

無印良品のポータブルアロマディフューザー

無印良品より「ポータブルアロマディフューザー」

旅先や自宅、オフィスでエッセンシャルオイルの香りを楽しみやすい持ち運べるアロマディフューザーです。水を使わず内蔵充電池で駆動するため、コードレスでご使用いただけます。自宅やオフィスでは、USB電源でも使用することができます。電源:リチウムイオン充電池内蔵 動作時間:約8時間(2時間後自動OFF)※USB非接続時。USB接続時は連続運転可能。 充電時間:約3.5時間 付属品:専用ポーチ、専用USBケーブル、フェルト付きホルダー(交換用)
……商品サイトより引用

ゴールデンウィークに合わせて、無印良品週間が今日から始まります。
2018年4月20日(金)— 5月7日(月)

近くに無印良品がないので、最近はご無沙汰していますが久しぶりに店舗行ってみようかな?
目当ては上記のポータブルアロマディフューザー……ではなく、それ用のエッセンシャルオイルを買いに。

前に気になって、本体と試しのオイルを買っているんです。
こんな感じで職場のデスクに置くと、コンパクトで良い感じなんですよ。
パワーはもちろんないですけど、それが近くの自分にだけ香りがくるという使い道にピッタリなのです。
ただ、香りには飽きてきたので、もう一本オイル欲しいなぁなんて思ってます。

USBでの充電をしていない状態ですと、2時間で電源が切れます。
寝るときにリラックスしたい人は、枕元でラベンダーとかやっておくと良いかもしれないですね。

……個人的には水入れたり、準備が面倒でないのが一番だったり(←ズボラ)

飛騨季節料理 肴

飛騨の季節食材を味わう隠れ家風の名店

会社の集まりで飛騨季節料理 肴さんに行ってきました。

店名:飛騨季節料理 肴
予約:050-5868-3781 完全予約制
住所:岐阜県高山市越後町1126-1

店主自ら山に入って見つけてきた薫り高い山菜をいただきました。
夏は清流に住む魚、秋は天然のきのこ、冬はジビエ。
この日もイノシシをいただきましたが、一つ一つの素材に非常に拘りをもっていらっしゃる店主さん。

「自分が食べたいものを」という分かりやすい信念で客を喜ばせようとしてくれています。
もちろん、飛騨牛も素晴らしかったです。

卓上の囲炉裏を囲んで。
一時間かけて焼いた岩魚は骨まで食べられます。

岩魚一匹まるごと使って出汁をとった山菜の鍋、「山家鍋」。
優しいお味でした。

ゆっくりとした時間を過ごせました。
他の季節にも行ってみたいなぁ。

Story of Silvaland~放課後の勇者~ 第12話「襲いくる悪意」を更新しました。


どんな物語にだって「終わり」がある


小さな頃、遊び場にしていた小さな神社には不釣り合いな大木があった。
何事にも真剣になれない少年、観月雄輝はその大木の根本に大きな宝箱を見つける。

――それは不思議な世界、シルヴァランドへの入り口。

出会ったのは純白の翼をもった少女、クレア。
彼女の言葉が、雄輝を「放課後勇者」となる道へ導くのだった。

Story of Silvaland~放課後の勇者~ 第12話「襲いくる悪意」を更新しました。

オルフェーヴルなど、新たなウマ娘が登場!……って、多い多い。

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