助詞の「の」を識別する問題はこうして解こう/学びはいつでも

例題:「毎日 の 運動で健康になろう」の「の」と同じ意味・用法の「の」を次のア~エから選んでください。 ア:私 の 持っている本は全部小説です。 イ:コーヒーはおやつ の 時間に飲みます。 ウ:彼女はどうしてそこに行った の 。 エ:散歩する の が好きな人は、朝早く起きることが多い。 助詞の「の」を識別する問題 上記の問題を一個一個見ていくと次のように見分けることができます。 ア:私 の 持っている本は全部小説です。 「の」を「が」に言いえると「私 が 持っている本」となります。 これは 主語の役割をしている「の」 です。 イ:コーヒーはおやつ の 時間に飲みます。 どんな時間? 「おやつ の 」 時間 上記のように、これは「の」をつけることで後ろの「時間」を修飾する 連体修飾語 になっています。 ウ:彼女はどうしてそこに行った の 。 これだけ、文の最後に付いている 終助詞 です。 エ:散歩する の が好きな人は、朝早く起きることが多い。 「の」を「 こと 」に言いかえることができます。 これは 名詞の代わりをしている「の」 です。 「毎日 の 運動で健康になろう」の「の」は 「毎日 の 」 という形をつくって 連体修飾語 にしています。 だから、答えは イ です。 どうでしたか?