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【漫画】”二流”外国人の覚悟【ボールパークでつかまえて!】

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 第175話 Re:Re:大一番⑤   「ボールパークでつかまえて!」 はビールの売り子さんを中心にした球場愛溢れるコメディ漫画です。  球場に集まる客、スタッフ、選手。立場は違えど、皆が主役のボールパーク。  面白おかしい話がメインなんですが、祖母を喜ばせるために打席に立つルーキー(昨日の中日松木平選手を思い出しますね。あのヒーローインタビューも泣けました)や、志半ばで去ったスター候補生の人間関係とか、時々剛速球で泣かせにくる話も魅力です。  現時点で最新話の主役が助っ人外国人の枠を超えて日本で名球会入りを目指す元マイナーリーガー、 ブライアン 。  マイナーリーガーとして目立たない選手で終わるところを日本のチームに救われ、常に全力プレーの愛される選手となった彼が、優勝を目指して打席に立つ。  詳しくは読んでいただきたいんで割愛しますけど、その覚悟に涙が出ました。  ブライアン、基本的にはコメディリリーフ(外国人なのに日本語ペラペラとか)、もしくは頼れる相談役(悩める仲間を救う)だったので、ここまで悲壮な決意を見せられるとギャップが凄かったです。  よかったら、読んでみてくださいね。 ボールパークでつかまえて!(14) (モーニングコミックス) amzn.to 759円 (2024年08月01日 14:34時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する   ボールパークでつかまえて!(14) (モーニング KC) [ 須賀 達郎 ] 価格:759円(税込、送料無料) (2024/8/1時点)

【雑談】空をかけるモグラの物語【好きな本】

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新装版 星モグラサンジの伝説 1,430円 Amazon.co.jpで購入する  こんにちは。  今日は童話 「星モグラサンジの伝説」 について話したいと思います。  自分が今まで読んだ本で一番好きなのは、と聞かれたら迷いなくこれです。 伝説のモグラ「サンジ」のことを人間に知ってもらいたい。  このお話は、作者が家の庭に現れたモグラから聞いたお話です。  やわらかい文体である本文と、エッセイ調の文体である作者とモグラの交流が交互に描かれ、読む人に 「物語」 ではなく、 「伝説」 なのだと思わせてくれます。 自分が「モグラ」であることは頭に無い  とにかく主人公のサンジはまっすぐです。  何にまっすぐかというと 「食欲」 。  食べたい、という動機に彼がモグラであるという壁は存在しません。 岩も砕くし、空も飛ぶし、水にも潜る。   「モグラだから無理」 だと皆が思うようなことを、ひたすら努力を重ねて実現させてしまうサンジのパワーに圧倒されます。  それは伝説だわ。  最後には人知れず、世界も救ってしまうサンジ。  もし、読んだことがない方は手に取ってみてください。

【漫画感想】孔明のヨメ。 16巻

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孔明のヨメ。 16巻 (まんがタイムコミックス) https://t.co/iZZwgYTFMN @amazon より タイトル通り結婚から始まって一六巻目。 三国志で、おそらく1番有名な赤壁の戦いまでようやく来ました。 細かいところだけど、曹操の油断を描写してる場面が好き。 — 想兼 ヒロ@幻想旅記 (@gensoryoki) June 8, 2024 孔明と月英、変わり者の夫婦の結婚から始まったこの漫画ももう16巻。 ついに、三国志でおそらく1番有名な 「赤壁の戦い」 が描かれます。 史実と虚実は織り交ぜているかと思いますが(不勉強ですみません)、孫権との同盟以降、その中でも虚実よりな孫尚香の暴れっぷりが見物な前巻までのお話でした。 情報を使って戦っている孔明がとてもかっこいい。 そして、今巻でついに激突です。 個人的に1番印象的だったのは、圧倒的な敵として描かれてた曹操の油断とそれによって招いた危機に気づいた場面です。 この漫画、キャラクターが生き生きとしてるのが魅力なんですが曹操のあの表情は初めてだったのでは無かろうか。 ちなみに自分の三国志知識は 「三国無双」 と 「レッド・クリフ」 ぐらいなので、ほぼゼロです。 それでも面白く読めるんだから、作者さんは凄いなぁ。 (おまけ漫画で書かれる取材量に脱帽です) ☆ もしよかったら読んでみてください ☆