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つれづれ創作日記「創作の原点」

何か、いつもの眠れないのに頭は寝ている状態で生産性がない時間なので、つらつらと書いてみよう。 創作の原点はヒーローもの。最初期は脳内ごっこ 遊び(他の子とも遊んでたけど) それをもう少し大きくなってから思い出して、話を作ってみたのが「星戦士スターセイバー」というもの。 この頃からキャラクター先行なのは変わらないし、無駄に話を膨らませる悪癖もこの頃から。 なんせ、ちゃんと書ききっていないのにシリーズものにして、 「星戦士スターセイバー」 「星戦士グランセイバー」 「聖戦士ナイトセイバー」 まではできてしまっている。 ちなみに、違う派生の仕方で生まれたのが 「星使いティンクルライツ」 。 特撮の後のアニメのイメージ。 あと、やたら共演させたがるのも当時からの悪癖だよね。 リハビリ兼ねて、昔書いたのを発掘。書き直してブログに載っけました。 幻想旅記: 星戦士スターセイバー 「英雄の代償」/創作試し書き  昔描いてもらった瀬里奈の絵は宝物です。 眠くなってきた。寝よう。 おやすみなさい

星戦士スターセイバー 「英雄の代償」/創作試し書き

星戦士スターセイバー 「英雄の代償」 「流星君が家出した?」   そのよく知っている名前を聞いて、少女の目が丸く見開かれる。   瞳の色は薄く透き通っている。異国の血を感じさせる髪とともに彼女の容姿を彩っていた。  「しかも、セイバーブレスを置いて?」  困惑する少女であったが、自分より狼狽している者を見ると急に頭が冷えてきた。 「……ねぇ、アック。まずは落ち着いて。詳しく聞かせてちょうだい」   アメリカ生まれの祖母から生まれた、日本人の父。来日するまでは、まだ忍者が実在すると思っていたフランス人の母。そんな両親を持つのが瀬戸瀬里奈という少女だ。  11歳という年齢とは思えないほどに、大人びた態度で続きを促す。  「あわわわわ」  アックと呼ばれた、見た目も動きもフンワリした物体はしばらくオロオロしていた。  「最近、様子がおかしかったですよ」  ようやく冷静になってきたのか。最初、よく聞き取れなかった彼の言葉もずいぶんクリアに聞こえるようになってきた。  「ブレス置いてかれたらボクじゃ追いかけられないです!」  「う~ん、確かに昨日も学校で声をかけようとしたら避けられたんだよね」  「ですぅ。家でも何か考え込んでるです」   流星の様子がおかしい理由、思い当たる点はいくつかある。  「やっぱり、あれかなぁ」   その中の一つを思い出す。あれは確かに瀬里奈にも衝撃的な出来事だった。  「だったら、私がなんとかしないと」   瀬里奈の脳裏に浮かぶのは、一人の女性の悲しげな笑顔だった。   それは、数日前のこと。瀬里奈達が人知れず行っている仕事の後の話。 「今日の流星君、動きが悪かったなぁ。何があったんだろ?」   いつものように人気のない場所に移動する瀬里奈。  背中には深紅のマント。体のサイズから子どもと分かるものの、ゴーグルで隠された彼女の表情は外からはうかがい知れない。  運命の日。天から降る狂った凶星、フィアマスによって滅ぼされる。そんな未来を変えるべく奮闘する幼き英雄達。  その一人が、瀬里奈。またの名を、レッドセイバー。 「おつかれさま。今日も大変だったね」   思わず、瀬里奈はびくりと体...

本の世界を旅しよう/ランプライトブックスホテル名古屋

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24時間灯りの消えない本屋さん ランプライトブックスホテルは名古屋伏見にあるコンセプトホテルです。 一階はカフェ、そして本屋。 たぶん、地元だったらカフェだけでも通うなと思う雰囲気の良さ。 周りが本に囲まれていて、こういう部屋で過ごしてみたいという欲求を満たしてくれます。 まぁ、モーニングは無さそうなのでカフェに来るとしたら昼間かな。 食事メニューは貧弱なのでランチにも向かないです(後で書きますが、味は良かったですよ) 本に没頭できる部屋 客室は狭くとも、間接照明の穏やかさを感じて過ごしやすい。 おすすめの本が2冊備え付けられています。 これが、センスがいい。 特に海外絵本の星空は面白かった。 次来たときには何がチョイスされているんだろうと、もう次回の利用を楽しみにしていたり。 バスタブはないので、「旅先でも風呂に入りたい」という方にはおすすめしません。 ドリンク一杯がついていたので、先程のカフェで一服。 コロナ禍で、営業時間が短縮されているものの、そのおかげで貸切状態。 カフェ閉店時間後の利用でしたので。 ミニバーガーは本当に小さい 朝食付きのプランでしたので、コーヒーとミニバーガー2つ。 美味しかったし、これで700円くらいだから悪くはない。 しかし、モーニング文化に慣れてると割高に感じてしまいますね。 総合的にはかなりの高評価 また来たいと思わせてくれる宿でした。 ランプブックスホテル公式サイト これ、すごく良かった。 台湾の方の作品で映画化もされてるんだって。 今度、映画の方も見てみよう。

無垢なる翼/創作歌詞

「無垢なる翼」 幼い頃 緋色の空を往く鳥達を 追いかけては 見失う自分を嘆いた やがて未知なる世界への扉が 開かれて私を誘う 強い決意を胸に宿し 無垢なる翼を広げる 砕け散った 想いの欠片 置いて行けはしないから 指先さえ見えない霧の中を 彷徨い続けてる 運命なんて そんな言葉は 「嫌い」だなんて言うけれど 貴方との出会いだけ 天命に感謝を捧ぐよ 貴方の眼が 全ての色を失うような 絶望の灰が 全てを塗りつぶしていく だけど未だ残る命は 燃え尽きてはいないから 貴方の元へ 辿りつけるはず 無垢なる翼を広げて 思い出の奥に 刻まれていた 傷跡は今も深く 気付いた貴方への想い 今は背を向けて 雲を追い抜き 空に近付き それでも貴方に届かない こんなに近くなのに 心は遠くて霞むよ 汚れなき祈り 純白の羽 私の声に応えて 貴方がくれた温もり どこへでも飛べるよ 冷たい雨も 暴れる風も もう恐れることなんてない 目の前の霧は晴れて 道は開かれる 溢れる想い 高鳴る鼓動 未来も今は信じられる 貴方と繋ぐこの手が 離れぬようにと願うよ