2026年1月9日金曜日

【精霊魔法】星使いライツの術【妖精術】

 こんばんは。

本日もお疲れ様です。

星使いライツの術

第一部「願いは流星とともに」に登場する星使いライツが使用する術をまとめました。
記事の性質上、ネタバレとなりますので、もしよろしければ本編を先にお読みください。

【本編はこちらから】

術の源泉

大人の姿になったばかりのライツは圧倒的に経験が足りません。
あふれる力を持っていたとしても、その使い方が分からない。

そんな中、洋介は彼女にこう語ります。

「覚えとくと良いよ。その夢は、きっと、おまえが困ったときに助けてくれるから。おまえが自分を星妖精って言うのならさ、人間が星に託した願いも無関係じゃないんだよ。たぶんだけど」

第35話 星に託された願い

結果、ライツは人間が夜空に描いた夢や願い(星座の物語)から着想を得て術を使うことになります。

『猛者を戒めし大蟹の鋏(キャンサー)』

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想像するのは、ハサミだけでいっか。

◦ 効果: 相手を拘束し、動きを鈍らせる光弾を放ちます。
拘束の術。ただ、ライツは「狙う」ことが苦手なので、実際に作中で拘束できたのは数えるくらいしかなかったり……。

• 『獅子を屠りし蛮勇の剛者(オリオン)』

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ふんにゅ~~~~~~~

◦ 効果: 腰に「三連星のベルト」を巻き、自身の膂力(筋力)や身体能力を飛躍的に向上させます。
力isパワー。脳筋術。どう考えても魔法職なのに、これを使うと格闘しかできなくなるという弱点の方が多そうな術。ただ、作者一番のお気に入りで三部全てで唯一皆勤賞。

• 『朱き凶星(アンタレス)』/『暗夜に紛れし狡猾な毒針(スコーピオ)』

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こんな感情が、あたしの中にあるなんて知らなかった

◦ 効果: 赤い光弾を放ちます。これに特定の意志を込めたものが『スコーピオ』であり、相手の心臓付近に張り付いて動きを封じる毒の鎖のような役割を果たします。
友達いじめる相手に負の感情を抱いたライツが思いついた、あまり彼女らしくない技。そもそも、サソリとか節足動物全般が苦手。基本的にルーミのせい。

• 『運命を拓きし聡明な射手(サジタリウス)』

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あたしの全てで、ぶっ飛ばす!

◦ 効果: ライツの全存在と願いを込めた金色の矢を放つ、最大最強の術です。
全身全霊、一矢入魂。すさまじい威力を発揮するも、基本的に一発で力を使い果たしてしまう。まさに切り札。

この中だと、オリオンがちゃんと星座や神話っぽくて好き。
と、いうか変身ベルトっぽくて好きなのかもしれない……。

よかったら読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、また会いましょう。


2026年1月8日木曜日

【更新報告】戻ってこない日常、こんにちは非日常【ソウル・エコーズ】

 こんばんは。

本日もお疲れ様です。

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上月ユータ様、ですね?

ソウル・エコーズ~精霊達への鎮魂歌~
第5話「戻らぬ日常」を更新しました。

ちょっと長い間、お休みしていました。
すみません。

【第5話はこちらから】

戻ってこない日常

医者が驚くほどの驚異的な回復力を見せて学校に復帰した雄大。
しかし、待っていたのは前と同じようなのに大変息苦しい「壊れた」日常でした。
おそらく周囲の反応の方が正常なのは分かっているものの、自覚が薄いためにどこか疎外感を抱える雄大ですが、否応なしに「非日常」が襲いかかってきます。

こんにちは非日常

病院で澪が彼の体にくっついているのを見つけた謎のカード。
内心気味悪がりながらも、どこか魅力的に見えて手放せない。
と、いうよりも気づいたら側にある。

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あれ、引き出しの中にしまったはずだよな?

この辺は異物感を出そうと思って書いたので、そう感じていただけると嬉しいです。

そして、極めつけは白の少女の登場。
あらすじに書いていたシーンです。詳細は次話、ですが気になる感じで書けたでしょうか。

【第1話はこちらから】

#カクヨム #創作小説 #ファンタジー #Web小説 #ソウル・エコーズ

読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、またお会いしましょう。


【SS】世界を遮断する魔法【サマー・メモリーズ】

 

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私だけの聖域

窓をうつ雨音に、私は顔をしかめた。

「ああ」

これは、だめだ。

私は鞄からプレイヤーを取り出した。年季の入ったそれは、金属製なのに温かみすら感じる。私にとっての、お守りの一つ。
チープなイヤホンをプラグに差し込んだ。両の耳を塞いだ後に、ボタンを押した。

「ふぅ」

流れてきた曲が耳になじんだ。流行りの曲は分からない。幼い頃から、何度も聞いてきた曲しか、このプレイヤーには入っていない。
それが、とても心地よかった。

一人になると、心が騒ぐときがある。何か、せきたててくるように。私を、非難するように。心に生まれた、もやのようなものが私を包む。外の音、全てが攻撃してくるかのような錯覚を覚える。
そんなとき、私はこうして外界から離れることを選ぶのだ。

このイヤホンは、魔法のように世界を遮断してくれる。

ざわついていた心が静かになっていく。
雨音も微かに、窓の外の景色は美しく流れていく。

「……ええ、頑張りましょう。せっかく、日本に帰ってきたのだから」

静かになった、もう一人の私に話しかけた。
目的地まで、あと十五分。私は私に向き合うことにした。

誰にも邪魔されない。馴染みの曲に包まれた聖域の中で。

【本編はこちらから】
第1話 夏眠暁を覚えず
サマー・メモリーズ~モノクロームの水平線~/想兼 ヒロ - カクヨム

想兼 ヒロ


【SS】予想外の赤【サマー・メモリーズ】

  似合わない……なんで!? 「あ、あれ?」  鏡に映る私は、目を見開いて固まっていた。 頬はカッと熱いし、変な汗まで出てきた。そこに映るのは、予想外の姿。思わず目をそらしたくなるほどの不出来。  お小遣い握りしめて買ってきた赤リップ。期待していたからこそ、なんかガッカリだな。 ...