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【創作】「神妖装姫」オープニングテーマ【歌詞】

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   こんにちは。  自分の創作はキャラクター先行なので、キャラを動かしながら物語を作っていきます。その過程で、いつも自分の創作がアニメ化された時のオープニング映像を妄想したりします。  皆、するよね? え、しない?  以下は、 「神妖装姫」 と名付けた未発表のお話で考えたオープニングアニメで流れる歌をイメージした歌詞です。    考えている時が一番楽しい。  ちゃんと書けるようになるのはいつだろうか……。 想い、炎となって この胸に残る傷 癒える日がくると 根拠の無い希望が 今は救いで 痛みごと握りしめた決意の拳 汚れのない瞳が 悪意を貫く 伸ばした手は きっと届きはしない それでも、まだ 諦めるには早すぎるから 朱き血潮が途絶える前に 全てをつかみ救いたい 誰にも言えない悲しみ秘めて 孤独な空に夢を描いた 鮮やかに夜を染め上げる この手の温もり 離さないから 人から聞く思い出 振り返ろうとも 消えてしまった足跡 辿ることできず 嘆きたい感情さえ残っていない だから、「今」を無くしたくないよ 「おかえり」と私を 迎えてくれる人を 失うこと それが一番怖いから 握った拳をただ真っ直ぐに 想いの全てをぶつけていく 君と出会った奇跡を噛みしめて 何度倒れ傷ついても 瞳は絶えず輝いて ここにいるよ、と笑い続ける 私の炎が消えそうなとき 君の笑顔を思い出すよ あの日託された想いは 私の中で今も燃え続けている 朱き血潮が途絶える前に 全てをつかみ救いたい 誰にも言えない悲しみ秘めて 孤独な空に夢を描いた 鮮やかに夜を染め上げる この手の温もり 離さないから きっと、明日を 掴んでみせるから ☆ Kindleで小説を出版しました ☆ 願いは流星とともに(1) 星使い ティンクル・ライツ 99円 (2024年06月28日 15:27時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する

【随筆】背番号55への憧れ【野球】

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 55という数字  プロ野球、巨人伝説の選手、王貞治。世界のホームラン王と呼ばれた彼が記録した年間55本の本塁打。長い間、その記録を超える人がいませんでした。  そのため、プロ野球選手として背番号55を背負う選手にはその記録を超えてほしいという願いが込められてました。  ……まぁ、それも昔のこと。  今の記録はバレンティン選手の年間60本塁打。  それでも背番号55は特別な番号。個人の勝手な思い入れですが、強打者が背負うからこそふさわしい番号。気にせず「空いてるから」という理由で投手に渡す監督には「ん~」と唸ったものです。 自分にとっての背番号55  自分は幼いころ、背番号55にすさまじく強い憧れを抱いていました。当時の図工で作った作品には、背番号55の選手を題材にしたものが溢れていました。  自分達の世代でいえば、背番号55は海を渡ったヤンキースの四番打者が一番有名でしょう。ただ自分が描く55番の選手には青が多く使われていました。  故郷の英雄に憧れて海を渡り、ブルーのユニフォームを身にまとった台湾の青年。  自分の少年時代は、彼への憧れ一色でした。  そのきっかけは、初めて見に行ったプロ野球。  巨人ファンの父に連れられて行ったプロ野球はよく分からなかった子どもは、目の前に飛び込んだ彼の本塁打にすっかり魅了されてしまいました。  慕っていた祖母も巨人ファンなのに、そんな感じで自分は中日ドラゴンズのファンとなって今に至ります。 後悔、先に立たず  そんな彼が旅立って、もう10年近くになります。  自分が今も後悔しているのが、彼の晩年、地元で店長をしていたお店に足を運ばなかったことです。  あんなに好きだったのに。いつか行こうと思いながら、行けなかった。  これを書いているときにも、苦しい思いになります。 後悔しないように生きるのは難しい  そう考えると、この出来事以外にも「なぜ、しなかったのか」と後悔することは多いです。未来を予期することは本当に難しい。  それでも。  今の自分は、実は奇跡の上に成り立っているのではないか。  そう、思いながら日々を生きていきたい。  そんな風に思っています。 大豊 王貞治に憧れて日本にやってきた裸足の台湾野球少年 2,066円 (2024年06月29日 19:06時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する...

【小説】別れた道の交差点【短編】

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 ☆ こちらと同じ世界観です ☆ ここから始まる物語  野球というスポーツは何となく知っていた。しかし、その子は自分の知る野球とはどこか違っていて、かなり輝いて見えた。  体が沈み込み、全くのよどみのない投球フォームから繰り出される白球。打席に立てば、自分と同じくらい小さいというのに高々と打球を打ち上げ、外野の頭を越していく。  一人だけ、格が違っていた。いつしか、目が離せなくなり試合が終わるまでフェンスに釘付けになっていた。 ――おまえ、ずっと見てたよな。  その少年に声をかけられる。恥ずかしさに顔を紅くしながらも、何とか頷いた。 ――よかったら、一緒に野球をやろうぜ!  その日、差し出された手。  小さかったのに、とても大きかったことを今でも鮮明に思い出せる。 『三番、センター佐原くん』 「はっ」  場内のアナウンスに呼ばれて、慌てて立ち上がる。どうやら考え事に夢中になっていたようだ。  目の前で、じっと見つめる少年が一人。見つめる、というよりは睨んでいた。 「大丈夫かよ、おまえ」 「大丈夫だよ、僕は」  相手投手の球筋など、一言二言言葉を交わして打席に向かう。ただ、教えてくれた彼には悪いが大海(ひろみ)は何も聞いていなかった。  その言葉は、彼が予想していた範疇を超えていなかったからだ。  審判に会釈をして打席に立つ。バットをぐるっと大きく回して右打席に構えた。そこで初めて、相手投手と目が合う。 「ああ」  思わず声をあげた。そこにいたのは、まさしく彼であった。  瀬川陸。  大海の幼なじみで、野球の師匠。共に歩み、その背中を追いかけた。 (まさか、こんな日が来るなんて)  あの日、途絶えてしまった道の先。  その先が、今日に繋がっているなんて思いもしなかった。  一球目。  一度、高く足を上げてから沈み込む。左投げのアンダースロー。それだけでも、球界で希有(けう)な存在である。  しかし、それだけでない。  胸元への速球を見逃した。ボール。  中央辺りだろうと目星を付けた球が高めに外れる。球が浮き上がる、なんてのはありえないことなのだが彼の球威がその錯覚を可能にしている。  マウンドにかするぐらい低いところから、真っ直ぐに放り込まれた球は下から跳ね上がってくるように見える。 (ああ、ほんとに投げれるようになったんだ)  しかし、大海はそんな投球を静か...

【小説】甘き幻想に「サヨナラ」を【短編】

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 灰かぶりの章  そろそろ寝よう。そう促しても、娘は首を縦には振らなかった。どうしても気になるのだ。  ハッピーエンドの、その先が。 「お姫様はその後、どうなったかって? 」  父は苦笑いを浮かべながら、愛する愛娘の機嫌を損ねないように再び本棚へと向かっていった。 「そんなのを知ってどうするだい? 期待したような話じゃ無いかもしれないのに」  そして、一冊の本を取り出した。見るからに古そうな装丁の、歴史を感じさせるものだ。  いつからそこにあったのだろう。娘は、この本棚が大好きだ。それなのに、一度も目にした覚えが無い。  あんなに格好いい本ならひと目見ただけで覚えるのに。娘は不思議そうに首を傾げた。 「そんなに知りたいのなら教えてあげるよ。でも、面白いとは限らないぞ」  父は本を開いて語りだした。  それは、とある姫様のその後のお話。    ガラスの靴によって見いだされた妃の瞳は、暗く濁っていた。 「……退屈」  彼女は真っ白な天井を眺めてつぶやく。 「何か、面白いことはないかしら」  城内の生活は、きらびやかで外から見ていれば綺麗なものの、中に入ってみると堅苦しくて仕方がない。あれだけ愛を誓いあった王子も、最近は実父との政権争いに躍起になって会いに来てもくれない。  あの舞踏会での逢瀬(おうせ)も、遠い記憶になってしまった。  そして、友人らしい友人もいない。自分がここに来た経緯が経緯だから、仕える者も妬みや僻ひがみをもって自分と接しているのを妃はありありと分かってしまう。  これでは、まだ『灰かぶり』と揶揄やゆされて、直接いじめられていた時の方がましだったのではないか、とまで思ってしまうのだ。  あの時は持ってもらっていた関心すら、今の彼女にはない。 「ああ、そうそう」  昔、自分が呼ばれていた名を思い出すのと同時に、姉や継母達の絶望に青ざめる顔も頭に浮かんできた。  あれは痛快であった、と。  自分達の悪行を考えれば招待されるわけがない結婚式にのこのことやってきて。貴族連中の目に止まりたかったのか、身の丈に合わないドレスで着飾って。  それで大勢の人の前で、彼女らがこれまで妃にしてきたことを、断罪してやったのだ。  周囲の人間は、ここぞとばかりに継母達を口悪く罵った。  その後のことは、風の噂で聞いた。継母は、あまりの非難に心砕け、自ら命を絶ったという...

【Twitch】敵の工作センスは小学生並み【ペーパーマリオRPG】

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 ペーパーマリオRPG、3日目  Twitchで積みゲー解消をしています。 本日もお疲れ様です。 自称物書き、兼ヘタレゲーマーの想兼ヒロです。 チャンネル→ https://t.co/KQJyXGL2nV ペラペラマリオとの冒険へ【ペーパーマリオRPG】 はじめます。 不思議の森へGO! #Switch #Nintendo #ペーパーマリオRPG — 想兼ヒロ@ゲーム部屋 (@Hiro_GensoRyoki) June 25, 2024 ふしぎの森の大樹  今回はふしぎの森の大樹を攻略しました。  元舞台女優、 クラウダ を仲間にして敵に制圧されかけている大樹の中をプニ達を引き連れながら進みます。  道中、色々なしかけがあり、昔はここに進んだ文明があったのではと想像できます。 出撃、バッテンダーロボ  今回で敵組織がガッツリと出てきます。  そして、敵幹部の ペケダー との決戦はまさかのロボット。  ……夏休みの工作かな?  そこそこ苦労しましたが、力押ししました。 ジャンプを何とかしたい  道中のジャンプアクションが一番の鬼門です。  これを何とかしないと先に進めない……。  次回は6/30の予定です。  よかったら遊びに来てください。 ペーパーマリオRPG - Switch 5,064円 Amazon.co.jpで購入する

【雑談】空をかけるモグラの物語【好きな本】

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新装版 星モグラサンジの伝説 1,430円 Amazon.co.jpで購入する  こんにちは。  今日は童話 「星モグラサンジの伝説」 について話したいと思います。  自分が今まで読んだ本で一番好きなのは、と聞かれたら迷いなくこれです。 伝説のモグラ「サンジ」のことを人間に知ってもらいたい。  このお話は、作者が家の庭に現れたモグラから聞いたお話です。  やわらかい文体である本文と、エッセイ調の文体である作者とモグラの交流が交互に描かれ、読む人に 「物語」 ではなく、 「伝説」 なのだと思わせてくれます。 自分が「モグラ」であることは頭に無い  とにかく主人公のサンジはまっすぐです。  何にまっすぐかというと 「食欲」 。  食べたい、という動機に彼がモグラであるという壁は存在しません。 岩も砕くし、空も飛ぶし、水にも潜る。   「モグラだから無理」 だと皆が思うようなことを、ひたすら努力を重ねて実現させてしまうサンジのパワーに圧倒されます。  それは伝説だわ。  最後には人知れず、世界も救ってしまうサンジ。  もし、読んだことがない方は手に取ってみてください。

【Twitch】こんな肉食獣、軍隊必要でしょ【ペーパーマリオRPG】

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  ペーパーマリオRPG、2日目  積みゲー解消のため、Twitchでゲーム配信やってます。 本日もお疲れ様です。 自称物書き、兼ヘタレゲーマーの想兼ヒロです。 チャンネル→ https://t.co/KQJyXGL2nV ペラペラマリオとの冒険へ【ペーパーマリオRPG】 はじめます。 2時間程度を予定。 ドラゴン退治(普通のRPGかな?) #Switch #Nintendo #ペーパーマリオRPG — 想兼ヒロ@ゲーム部屋 (@Hiro_GensoRyoki) June 23, 2024  今回は、ステージ1のボス、ゴンババ退治をメインに進めました。 マジで殺してくるの?ここのドラゴン  ゴンババ城に転がっているカメの骨。 「ああ、カロンね。あとで起き上がってくるんでしょ?」  ↑この考え、後々の展開を見ると合ってはいましたが中には本当のカメが 混ざっているみたいで。  ノコタロウのイベントでは普通に騙されました。お父さん、生きてると思ってたけど、死んでなくてよかった。  でも、ここの場面、ギャグっぽくしてごまかしてるけど、食われて死んでるカメは存在するんだよなぁ、と思うと死の気配に震える。 災厄のドラゴン、ゴンババ襲来!  ようやく最上階。  ゴンババ、立体的でずるくない? こっちはペラペラなのに。  事前に弱点を知っていたので、そんなに困ることはありませんでした。  ただ観客が食われたのには驚いたなぁ。  ほんとに死んでるし、キノピオ達……。  この世界、見た目以上に殺伐としている。 恋を知るAI  ピーチ姫視点に切り替わり。敵組織がやっと判明しました。  そんななか、ピーチ姫を見ていた敵のコンピューターにノイズが走る。どうやら「恋」を知った模様。  ……ドラえもん映画のバギーちゃんを思い出したのは、自分だけではないはず。 ふしぎの森の大樹  ゴロツキタウンの地下から、小さな生き物に連れられてステージ2です。  思ったより不思議な光景でおどろきました。  さて、どんな冒険が待っているのやら……。  次回は水曜日朝の予定です。  よかったらよろしくお願いいたします。 ペーパーマリオRPG - Switch https://t.co/VZuE9Y5AVu @amazon より 買いました。 明日からやります。 — 想兼ヒロ@ゲーム部屋 ...