漫画の実写化の成功と失敗
このツイートを見て、「ああ、なるほどなぁ」と思った。
実写化作品についてはそれほど否定的な意見を持っていません。
面白い作品は、面白いと思いますし、小説・漫画よりもドラマの方が出来が良いと思ったものもありますしね。
ただ、首を傾げる作品も多いのも事実。
もしツイートで話している方のように、「誰も見たこともないものをつくりたい」なら、自分で一から作ればいいのにと思う。
原作を借りている時点で、それは無理。
原作ファンが見に来るとして、更に売上を上乗せするためにこの役者のファンの人が来るようにして、よし、宣伝はアイドルグループに任せようとかビジネスの匂いしか感じないと見る気が失せる。
いや、資本主義は大事だと思うけどさ。
ほどほどにしないと、本来手に入るはずだったお金だって消えちゃうぞってこと。
……まだ、「リアル鬼ごっこってタイトル良いですよね。内容見たことないんですけど、名前だけ借りて作ってもいいですか?」というスタンスの方が潔いと思うんだけど、どうだろう?
海外の話だけど指輪物語が映画成功したのって、「映像化、無理だって言われてたでしょ? 俺達ならできるぜ!」というスタッフの熱意が感じられるだからだよね。
あと、コスプレっぽくなってしまうのを何とかした方が良い。
……でも、松山ケンイチみたいなカメレオン役者と何が違うんだろうか。
※ピンポンは映画見てから漫画見ました。
あと、改変してもアメコミ映画みたいに「○○っぽさ」が残ると良いのになぁ。
無理に一緒にしちゃうと説得力がなくなるんだったら変えちゃってもいいと思うんだけど。
日本のいわゆるコスプレっぽくなってるやつはそうじゃないところの変更が多い印象がある。
……何にせよ、自分が好きだからっていう理由以外で「原作」を借りるんだったら、せめてその作品の何が人気があって受け入れられているのかを研究する必要があるよなと思う。
それしなかったら、原作者及びそのファンとの喧嘩になるのは仕方がないのでは?