2025年11月14日金曜日

【更新報告】完璧さと「弱点」について【魔王無き世の英雄譚】

 

完璧さと「弱点」について

こんにちは。
本日もお疲れ様です。

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もしかして、筆記試験、自信ない?

『魔王無き世の英雄譚~かつて世界を救った『拳聖』は、今生で『剣聖』を目指します~』
第16話「小さな背中」を更新しました!

▼第16話 小さな背中

モーングローブ学院に到着したエリクとライナス。エリクは、そこがかつての仲間である『慧眼』リディアが夢見て創設した「知の殿堂」であることに深く感慨を覚える。 二人が適性検査の長蛇の列に並んでいると、昨年ライナスを打ち負かした男に遭遇。「今年も記念受験か」と嘲笑われますが、ライナスはもはや怯えることなく、「今度は勝つ自信がある」と毅然と言い返し、自身の成長を見せた。

第15話「慧眼が見た夢」より

さて、第16話のタイトルは「小さな背中」でした。

この「背中」が誰のものか。
一応、二つありまして。

エリクが見送ったガリウスの背中と、ライナスが見たオチのエリクの背中です。

これまで、飄々としていて何でもできるエリク。
それもそのはず。中身には100年前の老戦士の自我と記憶がありますから。

名言はしていませんでしたが、ライナスはエリクを年上のように思っていたのです。
実際はライナスの方が年上ですけどね。

邪魔者を一撃で制圧する強さを見せた彼が、今回、思わぬ弱点を露呈します。

「基礎知識と、歴史と、算術と……」
「いや、それ全部だな」

筆記の内容が壊滅的。

今まではエリクがライナスを助け、導く場面が多かったのですが、 彼の「弱点」が明らかになったことで、初めてライナスがエリクを精神的に支える側に回ります。

苦手なものに落ち込み、とぼとぼと歩くエリクの背中は、ライナスの目にはきっと「小さく」映ったはずです。

完璧に見えるキャラクターがふと見せる弱さや人間らしさ、いわゆる「ギャップ」は、書く側としても非常に楽しいところです。

果たしてエリクは筆記試験を突破できるのか?
引き続き、試験の行方を見守っていただけると嬉しいです!

第一話はこちらから

読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、またお会いしましょう。

想兼 ヒロ


2025年11月11日火曜日

【第35話更新】水面に揺れるは、心の温度差

 こんにちは。

本日もお疲れ様です。

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都築の顔が一気に曇った。やってしまったなぁ……。

サマー・メモリーズ~モノクロームの水平線~
本日、第35話「水面の温度差」を更新しました。

お久しぶりです。
最近、急に寒くなりました。

そのせいで、体がびっくりしたのか体力がごっそり奪われてしまいまして。
皆様もお気を付けください。

さて、今回は幸人と萌の間に、少し重たい空気が流れるお話でした。
章タイトルにもした「水面の温度差」ですが、これはもちろん、主人公が苦手とするプールのことでもあります。

話の中でも触れましたが、幸人の根幹に関わる「苦手な物」の一つです。
まだ前に書いた「夕焼け」「赤色」に比べれば触れることができるだけ、マシなのですが。

幸人本人もそう思ってはいますが、萌はそうはいきません。

萌は、以前の「夕焼けの事件」(主人公が倒れた日)の記憶から、本気で主人公の体調を心配しています。
彼女にとって、主人公の「水面が苦手」という言葉は、あの日の悪夢の再来を予感させるものでした。

一方、幸人は(無自覚ですが)他人の感情に対して一歩引いてしまう癖があります。

この辺、タイトルの「温度差」に気持ちをこめました。
伝わっていたら幸いです。

よかったら読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、またお会いしましょう。
想兼 ヒロ


2025年10月27日月曜日

【更新報告と雑記】キャラクター先行型の悩みと自戒

 こんにちは。

本日もお疲れ様です。

幻遊剣士 ~理想と現実の狭間に~
第46話 勝利への跳躍

更新しました。

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狙いはただ一つ、あの黄金の眼。

今回はミィナと煌眼獣の決着場面です。
ミィナの戦い方は獣っぽさを意識しているのですが、相手が本物の獣だと非常に理知的に見えますね(笑

戦記物のはずなのですが、第三章は戦闘描写一切なく、第四章は化け物とばかり戦っています。
なんでこうなった。

次回予告

次回はアゼル側の話を書こうと思ってます。
今回のメイン。
頑張ろう。

キャラクターの魅力

こちらの方の記事を読んでて思ったのですが。
キャラクターの魅力を引き出すって難しいですよね。

前に何度か言及しましたが、自分の創作はキャラクター先行型だと自分では思ってます。
キャラクターを生かす舞台をあとで考えてストーリー展開を作ってるんですよね。

だから、キャラクターの魅力を引き出していなかったら、何の意味もないっていうか。

あらためて自戒し、今後も精進していきたいと思います。


よかったら読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、また会いましょう。


2025年10月17日金曜日

【氷雪の橋】ロォルの成長と“つながり”の物語

 こんにちは。

本日もお疲れ様です。

つながりの物語

星使いティンクル・ライツ
祈りは夜天をこえて
第43話「氷雪の橋」
を更新しました。

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『架けよ、我が氷雪の橋を(ドロシャ・スネーヴァ)』!

久々の登場のロォルです。
今のところ、出番は今回だけの予定なので気合いをいれて書きました。

橋は『つながり』の象徴

ロォルの術、『架けよ、我が氷雪の橋を(ドロシャ・スネーヴァ)』。
氷の橋を作り出す術ですが、これには彼女の意思が込められています。
ただの移動手段ではなく、「仲間のもとへ駆けつける」ために彼女はこの術を生み出しました。
リィルの『築け、我が氷雪の礎を(トゥア・スネーヴァ)』と同じコンセプトですが、構築の仕方が違って彼女らしい術になったのでは、と思います。

橋というモチーフは、人と人とを結ぶもの、孤立した場所を繋ぐものとして描かれることが多いのではと思います。
ロォルの術を橋にすることで、そういった彼女の内面も描くことができたのではと自負しています。

ロォルの成長

第二部では最終盤にしか出番が無く、しかもほとんどがペンギン状態だったロォル。
さらに、未熟さが目立った彼女ですが、今回はかなり戦力になっていたのではないかと思います。
前にも書きましたが、過去に登場したキャラが主人公に関わったことで変化し、成長した姿で助けにくる展開が大好きなんですよ。
この氷妖精兄妹には、そんな自分の好きなものを詰め込みました。

創作における『橋』

妖精族の術は「本人のイメージ」が直結するので使いやすかったですが、橋というモチーフをうまくキャラクター同士の架け橋として使えないかなと思っています。
絶望と希望をつないだり、孤独なキャラクターを救ったり、そんな表現ができたらいいなと考え、今後も精進していきます。

皆さんにとって、印象に残っている「橋」があれば、是非教えてください。


よかったら読んでいただけると嬉しいです。
評価や感想いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、またお会いしましょう。

#小説 #創作 #note更新


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