まるで闘病日記…… 【結城友奈は勇者である 勇者の章】 第4話 秘めた意思 感想

ネタバレあります。
自分はアマゾンPRIMEで視聴しています。

復活! 風先輩

どう考えても、明らかに暗い展開に続いていく終わりだった第3話。
最初のシーンは前回入院していた風先輩が一話で退院(まぁ、残り話数も少ないですし)

東郷「もう一年いてくださってもいいんですよ」
風「いや、それはちょっと……」

甘酒で酔っ払う犬吠埼姉妹が可愛い。
樹「東郷パイセ~ン」

ただ、明らかに飲みたがらない友奈が気になって日常回が見られない。
あとで分かるけど、物を食べるのもしんどかった様子。


夏凜の涙

前作のクライマックスでみせた姿も良かったけど、大分素直に感情を表現できるようになってきた夏凜。
風が卒業後も入り浸ることを聞いて「嬉しい?」と言われて照れるあたり、随分と染まってきた。

だからこそ、何かを隠す友奈に気づいてからは気になって仕方なかったんだろうなぁ。
こういう自分にしてくれたのが友奈だから、今度は自分が助けてあげる番だって意気込んでいたのがよく分かる。
それが分かるからこそ、呪いをうつしてはいけないと秘めてしまう友奈の事情も見てる側からも分かるからこそ。

「私、友達の力になりたかった……」

彼女の涙がどうしようもできなくて、もどかしい。

この場面、何度か再生を止めました。
辛くて見ていられなくて……。
おそらく夏凜としては、自分はまだそこまで信用されてないっていう思いになって。
ショックだったんだろうなぁ。

それで、事情を全部知って友奈が誰にも言えずに苦しんでいることを知って、自身の発言が友奈を追い詰めていたことを悟って自己嫌悪。
このあと、彼女なりに頑張って友奈を助けてあげてほしいなぁと活躍を願うばかりです。

……ただ、無理しすぎないようにしてほしい。
どうしても夏凜の存在は先代の勇者と被るからね。

そして、ヒロイン力を高める夏凜の代わりにすでに何でもありで真相を追求しようとする東郷さん。
2期の初変身が友達の寝所への侵入のためって、ヒロインものとしてどうなのよ?


そして、ストーカーな友達思いの東郷さんの手によって友奈が書いた勇者御記で真実が分かるわけですが視聴者にも衝撃的で。


私はただ、みんなと毎日過ごしたいだけなのに…


わかったこと。
・友奈の体はほとんど神樹様が再構築したもので、神様に好かれやすい。
・そのため、天の神に気に入られて東郷の代わりになることができた。
・体は蝕まれ続け、治ることはなく、春を迎えられない。

書いてある内容は末期患者のそれ。
それでも明るく振る舞おうとしてるんだから、大変つらい。
こんな状況で来週までまたなきゃいけないのはかなりつらい。

……残り話数で解決できるのでしょうか、この状況。

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