ソウル・エコーズ
~精霊達への鎮魂歌~
――欠けた魂は己が半身を求めて響き合う。暗闇の中を、その声を頼りにここまできた。悠久の時、果てしない旅路を。
上月雄大、中学二年生。
彼は一人の少女と出会う。透き通るような白い肌に、朱く輝く瞳。
真っ白な衣に身を包んだ彼女は、一切表情を変えることなく坂の下にいる雄大を静かに見下ろしていた。
彼女の名はリィナ。
白の少女は雄大を誘う。
存在した魔術師が残した最後の秘術が引き起こした戦い、日常から外れた明日へと。
本編
キャラクター紹介
主題歌
いただいた宝物達
星使い ティンクル・ライツ
~願いは流星とともに~
妖精、それはかつて人の側にあった者達の名。今は遠き記憶の存在となっている者達。
星妖精の少女、ライツの願いは「友達をつくること」。思いがけず飛び込んでしまった人の住む地上界で一人の少年と出会う。
彼の名は洋介。人ではない「友達」と過ごした思い出を胸に、いつか再会できることを夢に見ていた。
二人が出会った時、新たな星使い“ティンクル”の伝説が始まる……。
本編
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いただいた宝物達
動画版 第一話
幻遊剣士
~理想と現実の狭間に~
「かつて数多の英雄達が散った大地に、再び戦乱の炎が舞い上がる」
幻に遊ぶ人々、束の間の幻に夢を見る。その眼前には久しくなかった輝き。厚き雲が避け、一条の陽が差し込んでいた。
麗しかった大地は魔が支配し、亡者が闊歩している。長き夜を嘆く人は光に祈った。
――ああ、我らを救い給え。
その祈りに応えしは、天界の七神。すなわち、光、星、月、風、雷、炎、水の神。神々は人に聖なる力を授けた。聖戦士の誕生である。
希望の灯は魔を退ける。そして、再び大地は輝きに満ちるようになったのである。
~『幻遊戦争記』より~
人と魔が争った幻遊戦争より二百余年、平穏に慣れたアルシリア大陸に再び不穏な空気が満ち始める。
そんな中、ヴェレリア王国の若き士官候補生シルクは己の理想と目の前の現実の違いに決断を迫られていた。
本編
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シルヴァランド物語
~放課後の勇者~
小さな頃、遊び場にしていた小さな神社には不釣り合いな大木があった。
何事にも真剣になれない少年、観月雄輝はその大木の根本に大きな宝箱を見つける。
――それは不思議な世界、シルヴァランドへの入り口。
出会ったのは純白の翼をもった少女、クレア。
彼女の言葉が、雄輝を「放課後勇者」となる道へ導くのだった。
本編
キャラクター紹介
海渡る風は彼女の溜息
『彼女の溜息は、今日もどこかの世界の凪となる』
滅んだ世界を無かったことにする。
それが私の役割だと、重々わかっている。
それでも私は思いを馳せてしまうのだ。
彼等はどう生きて、なぜ滅んでしまったのか。
そんなことをしていれば辛くなることも、理解しているのに止めれなかった。
滅びに向かうその時。
それでも、貴方達は私達を愛してくれていましたか?
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