この胸に残る傷 癒える日がくると
根拠の無い希望が 今は救いで
痛みごと握りしめた決意の拳
汚れのない瞳が 悪意を貫く
伸ばした手は きっと届きはしない
それでも、まだ 諦めるには早すぎるから
朱き血潮が途絶える前に
全てをつかみ救いたい
誰にも言えない悲しみ秘めて
孤独な空に夢を描いた
鮮やかに夜を染め上げる
この手の温もり 離さないから
人から聞く思い出 振り返ろうとも
消えてしまった足跡 辿ることできず
嘆きたい感情さえ残っていない
だから、「今」を無くしたくないよ
「おかえり」と私を 迎えてくれる人を
失うこと それが一番怖いから
握った拳をただ真っ直ぐに
想いの全てをぶつけていく
君と出会った奇跡を噛みしめて
何度倒れ傷ついても
瞳は絶えず輝いて
ここにいるよ、と笑い続ける
私の炎が消えそうなとき
君の笑顔を思い出すよ
あの日託された想いは
私の中で今も燃え続けている
朱き血潮が途絶える前に
全てをつかみ救いたい
誰にも言えない悲しみ秘めて
孤独な空に夢を描いた
鮮やかに夜を染め上げる
この手の温もり 離さないから
きっと、明日を 掴んでみせるから
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