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書きたいシーンだけ先に浮かぶ問題

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  書きたいシーンだけ先に浮かぶ問題 こんばんは。 本日もお疲れ様です。 書きたいシーン先行型の創作 星使いティンクル・ライツ~祈りは夜天をこえて~ 第40話 「それはただ仲間のために」 を本日更新しました。 氷妖精の兄 リィルのイメージ画像 ここまで読んでいただいた方は分かると思いますが……自分、前作で因縁のあったキャラクターが主人公を助けにくるシチュエーションが大好物です。 この 「祈りは夜天をこえて」 はそれをやりたくて、そして 「願いは流星とともに」 と 「想いは氷雪のはてに」 はこれをやるために用意したといっても過言では無い。 ↑ 過言です。 そこに至るまでの弊害 まぁ、今回のこれは極端ですが。 自分は基本的に「書きたいシーンがある」を軸にして、話作りをします。 そこは頭の中できれいにアニメ化されていて、妄想のオープニングにもその場面が採用されるくらい良い感じなのです。 それが良い感じに伏線みたいになって、効果的に生かされるときもありますが、基本的には弊害に感じることも多いです。 一つ、そのシーンに至るまでの過程が長くて途中で力尽きる。 書けば書くほど、どんどん話がふくれあがっていく悪癖が炸裂しますので、当初書きたかったシーンまでなかなかたどり着けないのです。 一つ、そこへのつなぎ方が雑になる。 上記に追加。なかなかたどり着けないので、一気に話を飛ばす。結果的に冗長じゃなくなっているとは思いますが。 一つ、ふくらみすぎて収集がつかなくなる。 そして、さらに追加。ふくれあがったせいで、つなぎ方が分からなくなる。「あれ、今、何を書いてる?」な状態になったら危険信号です。 それでも楽しい とはいえ、モチベーションにはつながるのは確か。 今回のリィル再登場はとても書いていて楽しかったです。 皆さんは、こういうので困ったことありますか? あと、冒頭で語った好きなシチュエーションがある創作物をぜひ教えてください。 プロローグ - 星使い ティンクル・ライツ ~願いは流星とともに~(想兼 ヒロ) - カクヨム 「流れる星のキセキをここに!」 kakuyomu.jp よかったら読んでいただけると嬉しいです。 評価いただけると、もっと嬉しいです。 それでは、また会いましょう。 願いは流星とともに(1)~(4) 星使い ティンクル・ライツ amzn.to 700 円 ...

キャラ名で事故ったこと、ありませんか?

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  音の響きだけで決めるから、そうなるんだ こんばんは。 本日もお疲れ様です。 名前の響きだけで決めるスタイル 第29話 「これが丁寧な生活」 イメージ画像 今日更新した 「サマー・メモリーズ~モノクロームの水平線~」 の登場人物、 静谷可南(しずや かな) 。 フルネームを呼ばれるのが嫌って設定があるんですが(子どもの頃にさんざんなじられた、そして喧嘩になった)、あんまり生かし切れてません。 そもそも、主人公の幸人が基本他人を名字呼びするので機会が無い。 こんな感じで、名前に意味を持たせることってあんまり無くて、基本的に思いついた響きで名前を決める派。 日本人ならそこに、漢字を当てはめて名前を作っています。 そうなると、時々そのせいで事故が起こりましてね。 優花と優香 まず、 「星使いティンクル・ライツ」 の 井上優香 。 この話、今は懐かしきmixiで書いていたのが原点だったりします。 そのとき、彼女の下の名前、「ゆうか」ですが漢字が違っていました。 「優花」 です。 しかも、名前の意味をちゃんと考えていて、話にも盛り込んでいました。 そして、カクヨムでの連載。 そんなことすっかり忘れて、彼女が初登場したときに 「優香」 と書いていたんです。 思い出したのは、名前の由来のところを語る場面。 まぁ、もう修正は無理ですね。 話の方を変更しました。今はこっちの方が気に入っていますが。 この話をしたときにフォロワーさんから送りつけられた画像がこちら。 繹尾ぴえん様(  https://x.com/3jd__  ) いや、ほんとすみません。 都築かぶり それと最近気づいた話がもう一つ。 「サマー・メモリーズ~モノクロームの水平線~」 の 都築萌(つづき もえ) 。 前のnoteでも書いたように、現在新作準備を並行して行っています。 そこで気づきましてね。 「あ、こいつも都築だった」 そっちの新作の方がキャラクターは先にできあがっていたのですが、名前が都築と漢字一文字。 響きは「つづき 〇〇」。 いや、好きすぎだろ、この響き。 と、いうわけで今後、こっちの子が出た時は名字変わっている予定です。 紹介できるように、準備頑張りましょうね。 まとめ プロットを書かない人も、せめてキャラクター設定は明文化した方がいいですよ? ↑ そんなミスするのはおまえ...

壮大な設定?はい、飾りになりました

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  風呂敷を広げすぎてたためない こんばんは。 本日もお疲れ様です。 不遇な『幻遊戦争記』 第41話「重圧にすり減る心」のイメージ画像 本日41話を更新しました 「幻遊剣士~理想と現実の狭間に~」 の紹介文にこんな一節を載せています。 幻に遊ぶ人々、束の間の幻に夢を見る。その眼前には久しくなかった輝き。厚き雲が避け、一条の陽が差し込んでいた。 麗しかった大地は魔が支配し、亡者が闊歩している。長き夜を嘆く人は光に祈った。 ――ああ、我らを救い給え。 その祈りに応えしは、天界の七神。すなわち、光、星、月、風、雷、炎、水の神。神々は人に聖なる力を授けた。聖戦士の誕生である。 希望の灯は魔を退ける。そして、再び大地は輝きに満ちるようになったのである。 ~『幻遊戦争記』より~ 実はこれ、本編に載せていないのです。だから紹介文を読まない方は知らないかもしれません。 ……いれるところが無いというか。だから、紹介文だけの存在になっています。 どっかのおじいさんキャラに話させる前提だったんですけどね。 入れるとしたらプロローグなんですけど、まぁ、あんな感じなので入れる場所がないんですよね。 そして、本編も特に言及なしで進むという。 そんな不遇な 『幻遊戦争記』 ですが、ようやく 「第四章 流星は混迷の闇を切り裂いて」 で本編に登場です。 ……今更? これも 第一章~第三章 までをじっくりと描きすぎたというか。 そもそもが 「理想と現実の狭間に」 が第一章というか。 聖戦士、全員出せないもんな。書くとしても次回作に出す感じになると思います。 七人は多すぎる。 ↑ 自業自得。 七神と聖戦士の設定 ちなみに引用した 『天界の七神』 に選ばれ、幻遊戦争を駆け抜けた聖戦士ですが、メンバー構成は以下の通りです。 光の剣聖 星の流剣 月の闘神 風の旅人 雷の舞踏 炎の槍騎 水の弓心 これ、最初期からある設定なんです。これを生かすために作った物語なんですがね……。 大河ドラマ的に主人公の人生を描こうと思ったら、これらの設定は飾りになってしまいました。 いえい。 第四章からの展開 とはいえ、ここから先はかなり絡んでくる予定。 第四章はそんな、最初期の香りがする話となります。 皆さんの作品でも、設定を広げすぎて出し切れなかった経験はありますか。 教えていただけると嬉しいです。 第1話 我が軌跡 ...