【主題歌】無垢なる翼【シルヴァランド物語】

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 こんにちは。

本日もお疲れ様です。


自作小説【シルヴァランド物語】の主題歌として書いた歌詞に歌をつけたものです。

無垢なる翼

幼い頃　緋色の空を往く鳥たちを
追いかけては　見失う自分を嘆いた

やがて未知なる世界への扉が開き
私を誘う　光の向こうへ
強い決意を胸に宿し
無垢なる翼を　今　広げる

砕け散った想いの欠片
置いて行けはしないから
指先さえ見えぬ霧の中を
彷徨い続けてる

「運命」なんて　そんな言葉は嫌いだけど
あなたとの出会いだけは
天命に感謝を捧ぐよ

あなたの瞳が　全ての色を失うように
絶望の灰が　世界を塗りつぶしていく
だけどまだ　残る命は
燃え尽きてはいないから
あなたの元へ　辿り着けるはず
無垢なる翼を　今　広げて

思い出の奥に刻まれた傷跡は
今も深く疼くけれど
気付いたあなたへの想い
背を向けたまま

雲を追い抜き　空に近付き
それでも届かない
こんなに近くにいるのに
心は遠く　霞んでゆく

汚れなき祈り　純白の羽
私の声に応えて
あなたがくれた温もりがあれば
どこへでも飛べる

冷たい雨も　荒ぶる風も
もう恐れることはない
目の前の霧は晴れ
道は開かれる

溢れる想い　高鳴る鼓動
未来を今は信じられる
あなたと繋ぐこの手が
離れぬようにと願う

良かったら読んでみてください。

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