「魔法」? 「魔術」? ―その違いを語ってみた
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魔法と魔術の違いについて
こんばんは。
本日もお疲れ様です。
神聖魔法とは
前にこちらの記事で、魔法について話しました。
幻遊剣士で登場した神聖魔法について、作中でこのように説明しています。
神聖魔法。
己の体を触媒に、神々の奇跡をこの世に体現させる秘術。俗に神降ろし――ただ、ほとんどの事例では実際に神が降りてくるわけではないとは聞くが――、そう呼ばれる術者の集中が極まった状態で行使される。
先ほどのマリアが放っていた異質な雰囲気。それこそが、まさしく神降ろし。その状態に達するには、その者の素質と鍛錬、そして信心深さが肝要とされる。
魔法と魔術の違い
一応、自分の中で「魔法」と「魔術」は区別してます。
魔法:人間を超えた存在(神やら悪魔など)の力を利用して奇跡をおこすもの。
魔術:魔法の真似事から始まり、世界に存在する魔力を材料に、擬似的な奇跡を生み出すこと。
幻遊剣士では「魔法」がメインですが、今後「魔術」メインの話は今後連載予定です。お楽しみに。
妖精族の精霊魔術=妖精術
それで、人間の「魔術」に近いことをやりながらも、種族の特性で「魔法」に近いことをやってのけるのが、「星使いティンクル・ライツ」に出てくる妖精族です。
ですので、一応こちらはこちらで区別して「妖精術」っていう固有名詞をつけていますが、作中では使っていません。
術の発動手順
ちなみに、先述の精霊魔術ですが、こういう手順で使用します。
① 集約(魔力を集める)
↓
② 想像(魔力に方向性をつける)
↓
③ 組み立て(魔力を形にする)
↓
④ 放出・具現(術を発動させる)
ちなみに人間がこれを使うと、③が異様に長くなります。以下、星使いティンクル・ライツで妖精が使う術を人間が使ったシーン。
「私は歌う、この世界の有り様を」
「火は猛り、水は流るる」
「土は富み、木は生い茂る」
「金は文明を築く礎となる」
「私は願う、穏やかな気が満ちることを」
「私が描くは『桔梗紋』。ここに、私が望む世界を創り出すっ!」
妖精族は引用の『 』内の言葉だけで発動するので人間よりはるかに楽です。楽勝です。
まとめ
前述のように、今「魔術」メインの話を考えているので、思い出すついでに記事にしてみました。
妖精族が実際に使っている術については、また違う機会にまとめようかなと思います。
あなたが知っている作品では魔法と魔術の違いは描かれていますか。
教えていただけると幸いです。
よかったら読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。
それでは、また会いましょう。
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