【キャラ暴走中】作者もどうしたらいいか分からない

 

キャラが勝手に動き出す瞬間

こんばんは。
本日もお疲れ様です。

唐突に泣き崩れたキャラ

本日更新した「シルヴァランド物語~放課後の勇者~」で、こんな場面があります。

剣を取ると雄輝が決めた時、見せてくれた心からの笑顔。今から思えば、過酷な運命に潰れそうになって、雄輝にだけ見せた泣き顔。ときに雄輝が無茶をして、悲しみを抱えながら怒ってくれた顔。

「シルヴァランド物語~放課後の勇者~」第26話 白き一閃 より

この二つ目の「今から思えば、過酷な運命に潰されそうになって、雄輝にだけ見せた泣き顔」なんですが、結構唐突にえげつなく泣き崩れてしまったので、この回想をしている雄輝だけで無く、作者もどうしたらいいか分からなくなったシーンだったりします。

ほんと、今から思えば、です。

一応、ネタバレになるので、誰のどこのシーンかは伏せておきます。
気になったら、読んでいただけると幸いです。

一話はこちらから。

作者も戸惑った瞬間

最近は事前に設定を固めるようになったのですが、基本的に見切り発車でキャラクター設定と舞台設定だけ作って走り始めるので、こういう“暴走”が起こります。
作者はキャラクターの背景を知っていても、当然読者の方は知らないわけで。
後から読み直すと「説明不足だなぁ」と反省することもしばしばです。

長編から短編へ

特に、この「シルヴァランド物語」は長編の話だったのを、どっかのコンテストに合わせて短編に切り替えたものだったので、そのシーンを書いていた時には練り込み不足だったかと思います。
唐突感が強くなったのは、そのせいだなぁ。

怪我の功名とキャラの独立

とはいえ、その後のシーンで「時々、情緒がおかしくなる」描写に繋げられたんです。この唐突なシーンを後々生かすことができたので、結局は良かったと思っています。
まさに、怪我の功名(笑

どこかで、もともとの長編の話を書ければいいなぁと思っています。
一応、似てる人は出ますが、もはや別人です。書いている最中に、長編からの流用では無く「放課後の勇者」の登場人物になってくれましたから。

まとめ

どこかで、キャラが勝手に動くのは設定不足、という声を聞きました。
まったくもって、その通り。

今回は良い感じになったと言っても、次の機会ではちゃんと試運転を重ねてから走り出したいと思います。

創作者の皆さん。
自分のキャラが想定を超えて動き出したことはありますか?


よかったら読んでいただけると嬉しいです。
評価いただけると、もっと嬉しいです。

それでは、また会いましょう。


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